What is “Learning from Africa”

‘Learning from Africa’はアフリカにまつわる写真・建築・映像・音のshowcaseです。アフリカでは、多くの都市が急激な都市化の只中にあり人で溢れかえる一方で、郊外には豊かな自然や長く変わらない風景や暮らしがあります。様々な魅力的で創造的な活動も、淡々とした日常も、目を覆いたくなるような悲しい出来事も、日々そこにあります。‘アフリカ’とは大陸の名前で、10億人を超える人々が生きる場所であるのに、その魅力やそこで起きている喜劇・悲劇が十分に共有されていないのは、大陸が大きすぎるからだけではないように思います。

ロバート・ヴェンチューリは1972年に「Learning from Lasvegas」を出版しました。ラスベガスという街の観察を通して当時の建築家やクリエイターが見過ごしていた、もしくは見ることを避けていた事柄にスポットライトを当て、新たな視点を与えました。

急激に変化するアフリカの都市や地域を様々な方法で観察、記録していくことで、私たちが暮らす様々な都市や街、暮らしについて考えるきっかけになればと思います。ウガンダ出身の写真家Timothy Latimなど、現地で観察と記録、表現や創作をつづけているコラボレーターと共に、その歪で魅力的な都市や街についての記事を公開していきます。